サウナでリラックスする際、コンタクトレンズを付けたままで大丈夫かどうか、多くの人が疑問に思っています。
この記事では、サウナでのコンタクトレンズの危険性や注意点、視力対策について詳しく解説していきます。
サウナでコンタクトレンズは付けたままで大丈夫？
結論から言うとサウナでコンタクトレンズは外した方が良いです!!
おそらくコンタクトレンズの販売店や眼科でも同じように回答されると思います。しかしコンタクトレンズの種類によってもその影響が異なりますのでご紹介していきます。
サウナでのコンタクトレンズの危険性
サウナは健康や美容に良い効果があると言われていますが、コンタクトレンズをしている人にとっては注意が必要です。なぜなら、サウナ室内は高温かつ乾燥しており、コンタクトレンズや目に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
では具体的にどんな危険性があるのでしょうか？以下の3つの点について見ていきましょう。
高温でのレンズの変形リスク
コンタクトレンズは水分を含んだ素材で作られていますが、高温にさらされると水分が蒸発して乾燥し、レンズ自体が変形する可能性があります。特にハードコンタクトレンズはプラスチック製なので熱変形しやすく、目に合わなくなったり傷つけたりする恐れがあります。
また、高温下では目も乾燥しやすくなります。目とレンズの間に空気層ができると、角膜上皮細胞が剥離したり傷ついたりすることもあります。これらの状態は角膜感染症や角膜潰瘍など重篤な眼科疾患を引き起こす原因となります。
乾燥による目の不快感や痛み 感染症のリスク増加
サウナ室内では湿度も低く乾燥しています。このような環境では涙液も蒸発しやすく、目も乾きやすくなります。涙液は目を保護したり清潔にしたりする役割がありますから、不足すると目の表面が傷つきやすく感染しやすくなります。
また、コンタクトレンズも乾燥することで硬化したり固着したりします。これらの現象は目への刺激となって不快感や異物感・充血・かゆみ・しみ・ぼやけ・頭痛・めまい等を引き起こします。
サウナでのコンタクトレンズの注意点
最も確実な対策は、サウナに入る前にコンタクトレンズを外すことです 。
これなら目やレンズへのダメージを防ぐことができます。ただし、外したレンズは必ず専用のケースに入れて保存液に浸しておく必要があります 。レンズケースや保存液は清潔に保ち、定期的に交換することも忘れずにしましょう 。
使用できるコンタクトレンズの選び方
コンタクトレンズを外すのが面倒な人や、裸眼でサウナに入るのが不安な人は、サウナでも装用できるレンズを選ぶという方法もあります。一般的には、水分含有率が高くて柔らかい素材のソフトレンズが高温や乾燥に強いとされています 。
また、使い捨てタイプのデイリーレンズなら、サウナ後に新しいレンズに交換することで衛生的です 。
保湿目薬の活用方法
サウナでコンタクトレンズを付けたまま入る場合は、保湿目薬を活用することもおすすめです。保湿目薬は目やレンズの乾燥を防ぎ、快適な装用感を保つ効果があります 。特にハードレンズを装用している人は、レンズに付着した汗や皮脂を洗い流す効果もあります 。
保湿目薬はサウナに入る前と後に使用するのが良いでしょう。サウナに入る前に使用すると、レンズの水分保持力を高めて乾燥を防ぎます。サウナに入った後に使用すると、レンズの変形や曇りを解消し、視界を回復させます 。
サウナ前後のレンズのお手入れ
サウナ後には、外した場合でも付けたままだった場合でも、必ず専用の洗浄液でレンズを洗浄・消毒することが必要です 。これはサウナ室内で付着した汗や皮脂などを除去するためです。
特にハードレンズやシリコーンハイドロゲル素材のソフトレンズは、洗浄液に浸す時間を長めにとることがおすすめです 。これはレンズの変形を戻すためです。
サウナ利用時の視力対策
サウナでは基本的にコンタクトレンズは外した方が良いといっても、人によってはコンタクトレンズがなければ視力がとても悪くサウナ室内の時計が見れない、安全に歩くことすらままならないと思います。
そこでコンタクトを外した際のサウナ利用時の視力対策をご紹介します。
サウナ専用メガネの利用方法
サウナ専用メガネとは、高温や乾燥に強く、曇りにくい素材で作られたメガネです 。
通常のメガネではレンズが曇ったり変形したりする可能性がありますが、サウナ専用メガネならその心配はありません 。また、軽量でフィット感も良く、落ちにくいデザインも魅力です 。
サウナ専用メガネはインターネットや一部の眼鏡店で購入できます 。価格は数千円から数万円と幅広く、自分の予算や好みに合わせて選ぶことができます 。ただし、度付きの場合はオーダーメイドになるため、納期や送料なども考慮する必要があります 。
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一日使い捨てコンタクトレンズの活用
コンタクトレンズを付けたままサウナに入ることはおすすめしません。目やレンズが乾燥したり汚染されたりするリスクが高くなります 。しかし、外すと裸眼で不便だったり不安だったりする人も多いでしょう。
そんな人におすすめなのが一日使い捨てコンタクトレンズです。一日使い捨てコンタクトレンズは、サウナに入る前に新しいものに付け替え、サウナから出た後に捨てることができます 。これならレンズの洗浄や消毒の手間も省けますし、目の感染症や炎症の予防にもなります 。
一日使い捨てコンタクトレンズは、通常のコンタクトレンズよりも水分含有率が高く、乾燥しにくいという特徴があります 。
サウナ時の裸眼での過ごし方
メガネやコンタクトレンズを外して裸眼でサウナに入る場合は、時間管理や安全確保などに注意する必要があります。視力が悪い人は、以下のような工夫をしてみましょう。
時計を持ち込む
サウナ室内にある時計や温度計を見ることができない場合は、自分で持ち込むか、スタッフに尋ねるか、他の利用者に教えてもらうかしましょう。
また、スマートフォンや腕時計などを使って時間を測ることもできますが、防水・耐熱性能を確認してから使用してください 。
足元や周囲に気を付ける
サウナ室内では足元や周囲に気を付けて歩きましょう。床や壁が滑りやすかったり暑かったりする場合があります。また、他の利用者とぶつからないように距離を取ってください。
特に暗い場所では光源や色彩などで目印をつけると良いでしょう 。
サウナ室外ではコンタクト、メガネを着用
サウナ室外ではメガネやコンタクトレンズを掛け直してください。裸眼だと看板や案内板などが見えづらくなります。
また、水風呂や休憩スペースなどでもメガネやコンタクトレンズを掛け直してください。
まとめ ：サウナでコンタクトレンズは付けたままで大丈夫？
いかがでしたか？
今回はサウナでコンタクトをつけたままで大丈夫かについてまとめてみました。序盤にも言いましたが、最もリスクを避ける最適解はコンタクトレンズを外すことです。
今回紹介したサウナ専用のメガネを着用するなどして安全にサウナライフを楽しみましょう!!最後まで読んでいただきありがとうございました。
Q＆A
- Qサウナでコンタクトレンズを付けたまま入ることは大丈夫ですか？
- A
サウナでコンタクトレンズを付けたまま入ることはおすすめしません。高温や乾燥により、レンズが変形したり、目が乾燥して感染症のリスクが高まったりするため、できるだけ外してサウナに入ることが望ましいです。
- Qサウナでの視力対策としてどのような方法がありますか？
- A
サウナ専用メガネを利用したり、一日使い捨てコンタクトレンズを活用したり、保湿目薬を併用することが視力対策として効果的です。また、サウナ室内での時間管理や安全確保にも注意しましょう。
- Qサウナ専用メガネとはどのようなものですか？
- A
サウナ専用メガネは、高温や乾燥に強く、曇りにくい素材で作られたメガネです。通常のメガネと比べて軽量でフィット感も良く、落ちにくいデザインが特徴です。
サウナ専用メガネはインターネットや一部の眼鏡店で購入できます。
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