サウナーなら誰しもがご存知のサウナハット。しかしある特定の施設ではサウナハットが禁止されているところがあります。
今回はサウナでの利用が一般的なサウナハットがなぜ禁止されているのか、その驚きの理由とともに、サウナを利用する上で守るべきマナーについて解説します。
サウナハットの効果と目的
サウナ内では、高温・低湿度の環境下で血管を拡張させ、血行を促進し、新陳代謝を活性化する効果が期待されますが、同時に脱水症状や低血圧、急性心筋梗塞などのリスクもあります。
サウナハットを使用することで、頭部を熱から守り、熱中症や体調不良のリスクを軽減することができます。
また、サウナハットを使用することで、サウナ内での滞在時間を長くすることができます。サウナ内での滞在時間が長くなることによって、血行が促進され、リラックス効果や健康増進効果が期待できます。ただし、サウナ内での滞在時間は個人差があるため、自分に合った時間帯で行うようにしましょう。
サウナハットが禁止される理由
サウナハットが禁止される主な理由はサウナハットの素材に用いられるウール・フェルトがサウナ内、浴室内に落ちて悪い影響を与えるためです。
具体的にどのような影響を与えるのか
- 水風呂にサウナハットの繊維が入って不衛生になる。
- サウナハットの繊維が排水溝に詰まる。
などの影響が考えられます。
水風呂の水質の高さなどを売りにしているサウナ施設からすればサウナハットは非常に厄介なわけです。
サウナハットが禁止されている施設
サウナハットが禁止される理由を解説しましたが、実際に禁止されている施設は少ないです。
実際の例を取り上げてサウナハットを禁止している施設、そしてその理由をみていきましょう。
サウナの聖地しきじはサウナハット禁止
「サウナの聖地しきじ」と呼ばれるサウナ施設は、水風呂の水質の高さから飲める天然水風呂として有名です。しかし、サウナ内でのサウナハットの使用が禁止されています。
理由としてはサウナハットの繊維による水風呂の水質悪化を防ぐためです。
沖縄龍神の湯もサウナハット禁止
沖縄龍神の湯は、日本最南端の温泉地として有名で、サウナや岩盤浴などの施設が充実しています。
しかし、排水溝がサウナハットの繊維で詰まってしまうのでサウナハットの使用を禁止しており、代わりにタオルを頭に巻くなどの方法が推奨されています。
サウナを楽しむための守るべきマナー
これまでに述べてきた理由以外に、サウナーのマナーの悪化が原因となりサウナハットの使用が禁止されたということが考えられます。これから述べるサウナを楽しむためのマナーをしっかり守るようにしましょう。
水風呂に入るときは必ずサウナハットを外す
熱いサウナ室内から出てきてそのままサウナハットを被った状態で水風呂に入る人たまに見かけますが、その行為は絶対NGです!
サウナハットの繊維やしみ込んだ汗が水風呂に入ってしまい他の人が多く入る水風呂が汚れてしまいます。これらの理由で先ほど述べたしきじなどはサウナハットが禁止になっています。
サウナハットを外して、しっかり汗を流してから水風呂に入りましょう。サウナー全員のためにも気を付けましょう!!
サウナハットの使い方と注意点
サウナハットの使い方
サウナハットの使い方は簡単です。サウナに入る前に、湿らせたハットを頭にかぶります。ハットの素材によっては、水に浸してから使うものもあります。
湿気を含んだハットは、体温が上がって汗をかくと同時に、頭部の蒸気を抜く効果があります。また、ハットによっては顔を覆うこともでき、顔の保護に役立ちます。
サウナハットを使う際の注意点
サウナハットを使う際には、いくつかの注意点があります。まず、サウナハットは個人用のもので、他人と共有することは避けましょう。
また、ハットによっては、アレルギーを引き起こす場合があるため、事前に素材を確認しておくことが重要です。さらに、湿気を含ませる前に必ず清潔な水で洗っておくことも忘れずに行いましょう。使用後は、湿気を抜くために風通しの良い場所で乾燥させ、次回の利用に備えます。
まとめ:サウナハットがなぜ禁止?驚きの理由と守るべきマナー
いかがでしたか?今回はサウナハットがなぜ禁止されているのかその理由について解説しました。
サウナハットは一部の施設では禁止されている一方でサウナハットは熱中症や体調不良のリスクを軽減するためにも有用なアイテムです。使用する際にはマナー、使い方をしっかり守ってサウナライフをより快適なものにしていきましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント